名誉顧問ごあいさつ

ごあいさつ

こんにちは、都築正道(つつき・まさみち)です。
1940年名古屋市生まれです。東海高校のときに音楽の故塩沢誠彦(あきひこ)先生に誘われて男声合唱団を作り指揮をしました。名古屋大学では、学園祭でブレヒトの現代劇「肝っ玉お母とその子供たち」の音楽を担当、卒論はワーグナーの楽劇《トリスタンとイゾルデ》を主題にした「音楽におけるロマン性について」でした。大学院は関西学院大学で、学位論文(文学博士)もまた《トリスタン》研究で、「楽劇:音と言葉の美学」の題で音楽の友社から出版しました。
金城学院大学の非常勤講師を経て中部大学に奉職。学長の故山田和夫先生から中部大学管弦楽団と春日井市交響楽団を作って市民と一緒にベートーヴェンの「第九」の演奏会を開催するようにいわれてその通りにしました。この三つはいまもつづいています。
朝日新聞名古屋本社の音楽評を、長年、担当しました。名古屋モーツァルト協会の顧問とNHK名古屋文化センターのオペラ講座の講師を務めていましたが、昨年(2024年)、降板しました。いまは、名古屋モーツァルト協会の名誉顧問に推していただき、感謝しています。
音楽やオペラ好きの熱心なお仲間から、「お話や資料のやりとりが楽しいのでホームページを作りましょう」となって、ある方の技術的なご支援で、このようなものができました。嬉しいです。お読みいただければ幸いです。
趣味は読書とゴルフとお仲間との会食です。楽しいです。家族は家内と茅ヶ崎と東京にいる息子二人と美人の孫娘三人です。幸せです。
さて、この4月を迎えて、新しい学期となりました。それで、新しく、名古屋モーツァルト協会の「名誉顧問」にさせていただいたのを期に、「名誉顧問のコモンセンス」と題して、ホームページに新しい項目を設けました。内容は、「読書案内」です。ぜひ、いま、みなさまに読んでいただきたい本をご紹介したいのです。この混乱と差別と分断と不幸と戦争でどうにもならなくなっている現代の社会をどうしたいいのか― について、真剣に考えていた人たちがいます。その人たちをご紹介したいのです。まずは、二宮尊徳(二宮金次郎)と福沢諭吉のお二人についてお話します。ぜひ、お読みください。
【2025/04/01 都築正道】